友好交流都市・東京都荒川区の子どもたちが、鴨川市の農家にホームステイしながら、農業や漁業を体験する恒例の「自然まるかじり体験塾」（主催：荒川区青少年対策地区委員会連絡協議会、自然まるかじり体験塾実行委員会）が、８月１８日から２０日まで（２泊３日）の日程で行われ、今年は５９人の児童が参加し、鴨川の夏を体験しました。

「自然まるかじり体験塾」では、鴨川の自然に親しみながら、農・漁業体験を通じて、自然の恵みや食べ物の大切さを学ぶとともに、「他人の家」で学校や学年の違う子どもたちが共同生活することで、自立心や思いやりの心を育てるきっかけとしたいと実施しています。（昭和６２年に始まり、今年で２４年目を迎えました！）

参加児童は、市内１７軒の農家に分宿しながら、鴨川の夏を体験。
野菜の収穫などの農作業体験のほか、竹細工やわら細工などを行い、最終日には漁船への乗船体験やアジのたたき、イカの塩辛づくりなどに挑戦し、３日間の鴨川の夏を思い出に帰路につきました。

今年は、初日に鴨川市体験農漁業推進協議会 杉田会長宅の班を中心に近隣農家５班が集まり、「猪サミット」が開催されました。
捕獲されたウリ坊を自然に帰したらいいのか、そのまま育てた方がいいのか、あるいは駆除してしまった方がいいのかなどを話し合い、自分達の意見をまとめるプログラムを行いました。

里山での現状を学ぶとともに、命について真剣に考えることのできた貴重な機会だったと思います。

こういった様子が撮影され、千葉テレビの番組「熱血BO‐SO ＴＶ」で放送されることとなりました。

鴨川での農漁業体験を通じて子ども達が生き生きと活動する姿や、それを温かく見守る農家の方の姿を是非ご覧ください!!